Introduction

オスカー俳優共演で描く、今年最高の感動作 数々の栄誉に輝く傑作舞台を驚異の演技と、画期的な表現で映画化
日本でも橋爪功が主演し大絶賛された舞台の映画化が実現。

主演は『羊たちの沈黙』でアカデミー賞®に輝いた、名優アンソニー・ホプキンス。老いによって記憶を失っていく父親を演じ、メディアから「涙が止まらない」と絶賛され、オスカー前哨戦の賞も次々と獲得、2度目の栄冠への距離が日に日に近づいている。父を支える娘には、『女王陛下のお気に入り』でアカデミー賞®を受賞したオリヴィア・コールマン。父の世話と、自分の人生の間で葛藤する姿をリアルに演じ、深い共感を集めた。

監督は、戯曲を手掛けたフロリアン・ゼレール。認知症の父親の視点で描くという画期的な表現を成し遂げた。何が現実で何が幻想か、観る者は主人公と共に、迷宮のようにスリリングな記憶と時間の混乱を体験し、すべてが明かされた後、冒頭から観直したい衝動に駆られる。

父と娘のやり取りは、切ないけれどおかしく、いらだたしいのにいとおしい。迷い揺れる人間的な登場人物たちに自分自身を見出し、思いがけない結末に激しく心を揺さぶられる感動作。

Story

記憶と幻想の境界が崩れゆく父と、戸惑う娘
驚きと不安の中たどり着いた答えとは―?
ロンドンで独り暮らしを送る81歳のアンソニーは記憶が薄れ始めていたが、娘のアンが手配する介護人を拒否していた。そんな中、アンから新しい恋人とパリで暮らすと告げられショックを受ける。だが、それが事実なら、アンソニーの自宅に突然現れ、アンと結婚して10年以上になると語る、この見知らぬ男は誰だ? なぜ彼はここが自分とアンの家だと主張するのか? ひょっとして財産を奪う気か? そして、アンソニーのもう一人の娘、最愛のルーシーはどこに消えたのか? 現実と幻想の境界が崩れていく中、最後にアンソニーがたどり着いた〈真実〉とは――

Cast Profiles

アンソニー・ホプキンス | アンソニー
Anthony Hopkins | Anthony
1937年12月31日生まれ。イギリス出身。『冬のライオン』(68)で映画デビュー。『羊たちの沈黙』(91)ハンニバル・レクター役でアカデミー賞®︎主演男優賞を受賞。『ハンニバル』(01)、『レッド・ドラゴン』(02)でも同役を演じる。アカデミー賞®︎主演男優賞には、『日の名残り』(93)、『ニクソン』(95)、アカデミー賞®︎助演男優賞には『アミスタッド』(97)、『2人のローマ教皇』でノミネートされる。主な出演作に『エレファント・マン』(80)、『逃亡者』(90)、『ドラキュラ』(92)、『ジョー・ブラックをよろしく』(98)、『マスク・オブ・ゾロ』(98)、『アトランティスのこころ』(01)、『世界最速のインディアン』(05)、『恋のロンドン狂騒曲』(10)、『マイティ・ソー』シリーズ(11~)、『ヒッチコック』(12)など。
オリヴィア・コールマン | アン
Olivia Colman | Anne
1974年1月30日生まれ。イギリス出身。「Zemanovaload(原題)」(05)で長編映画デビュー。TVシリーズ「ナイト・マネジャー」(16)ではゴールデン・グローブ賞助演女優賞を受賞。『女王陛下のお気に入り』(18)ではアカデミー賞®︎主演女優賞を受賞した。主な出演作に、『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』(11)、『私が愛した大統領』(12)、『カムバック!』(14)、『ロブスター』(15)、『オリエント急行殺人事件』(17)、「レ・ミゼラブル」(18〜)、「ザ・クラウン」(19〜)など。
マーク・ゲイティス |
Mark Gatiss | The Man
1966年10月17日生まれ。イギリス出身。主な出演作に、「SHERLOCK/シャーロック」シリーズ(10〜)、「ゲーム・オブ・スローンズ 第四章:戦乱の嵐-後編-」(14〜)、『われらが背きし者』(16)、『否定と肯定』(16)、『TABOO』(17)、『プーと大人になった僕』(18)、『女王陛下のお気に入り』(18)など。
イモージェン・プーツ | ローラ
Imogen Poots | Laura
1989年6月3日生まれ。イギリス出身。主な出演作に、『フライトナイト/恐怖の夜』(11)、『グッバイ・アンド・ハロー ~父からの贈りもの~』(12)、『フィルス』(13)、『マイ・ファニー・レディ』(14)、『聖杯たちの騎士』(15)、『グリーンルーム』(15)、『俺たちポップスター』(16)、『バーバラと心の巨人』(17)、『ビバリウム』(19)など。
ルーファス・シーウェル | ポール
Rufus Sewell | Paul
1967年10月29日生まれ。イギリス出身。主な出演作に、『ダークシティ』(98)、『娼婦ベロニカ』(98)、『EX エックス』(02)、『レジェンド・オブ・ゾロ』(05)、『パリ、ジュテーム』(06)、『ホリデイ』(06)、『アメイジング・グレイス』(06)、『ツーリスト』(10)、『リンカーン/秘密の書』(12)、『キング・オブ・エジプト』(16)、『ジュディ 虹の彼方に』(19)など。
オリヴィア・ウィリアムズ |
Olivia Williams | The Woman
1968年7月26日生まれ。イギリス出身。主な出演作に、『ピロウ』(02)、『ピーター・パン』(03)、『X-MEN:ファイナル ディシジョン』(06)、『17歳の肖像』(09)、『ゴーストライター』(10)、『ハンナ』(11)、『17歳のエンディングノート』(12)、『私が愛した大統領』(12)、『サボタージュ』(14)、『ヴィクトリア女王 最期の秘密』(17)など。

Staff Profiles

監督・脚本 
フロリアン・ゼレール
Florian Zeller
1979年6月28日生まれ。フランス出身。小説家、劇作家。これまでに小説5作と戯曲「The Father(英題)」、「The Mother(英題)」、「The Truth(英題)」、「The Lie(英題)」、「The Height of the Storm(英題)」などを手掛けている。彼の作品の中でも本作の戯曲「The Father」はフランス演劇界の最高賞であるモリエール賞において作品、男優、女優賞を受賞。オリヴィエ賞とトニー賞でも作品賞にノミネートを果たし、ガーディアン紙からは「過去10年の間で最も優れた劇作品」と称された。日本で2019年に上演され、橋爪功、若村麻由美が主演を務めた。本作が映画初監督作となる。
脚本 
クリストファー・ハンプトン
Christopher Hampton
1946年1月26日生まれ。ポルトガル出身。『危険な関係』(88)でアカデミー賞脚色賞を受賞。 主な脚本作品に『太陽と月に背いて』(95)、『ジキル&ハイド』(96)、『つぐない』(07)、『わたしの可愛い人―シェリ』(09)、『危険なメソッド』(11)、『美しい絵の崩壊』(13)など。監督作品に『キャリントン』(95)、『シークレット・エージェント』(96)など。
撮影 ベン・スミサール
Ben Smithard
主な作品に『マリリン 7日間の恋』(11)、『ベル ~ある伯爵令嬢の恋~』(13・未)、『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』(15)、『グッバイ・クリストファー・ロビン』(17・未)、『Merry Christmas!~ロンドンに奇跡を起こした男~』(17)、『ダウントン・アビー』(19)、『カセットテープ・ダイアリーズ』(19)など。
編集 ヨルゴス・ランプリノス
Yorgos Lamprinos
主な作品に『ザ・キャピタル マネーにとりつかれた男』(12・未)、『すべてを失う前に』(13)、『ジュリアン』(17)など。
美術 ピーター・フランシス
Peter Francis
主な作品に『タイタニック』(97)、『スターリングラード』(00)、『ハリー・ポッターと賢者の石』(01)、『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(02)、『ヘルボーイ』(04)、『バットマン ビギンズ』(05)、『007/カジノ・ロワイヤル』(06)、『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』(08)、『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』(11)、『喜望峰の風に乗せて』(17)、『ロケットマン』(19)など。