見本市CESがラスベガスで開幕 存在感増す自動車関連の展示面積は過去最大に|TBS NEWS DIG



世界最大規模のテクノロジーの見本市「CES」が5日、アメリカ・ラスベガスで開幕しました。

コロナ禍で規模が縮小されていたものの、今年は3年ぶりにほぼ通常通りの開催となったCES。3100社を超える企業が最新の技術を展示します。

存在感を増すのが自動車関連のテクノロジーで、展示面積は今回、過去最大。アマゾンなど大手IT企業も自社の音声認識機能などをアピールしました。

記者
「こちらの自動運転シャトルは申請が認められれば、公道を走れる段階だということです」

この日、初公開されたのがドイツの企業が開発した完全電動かつ、自動運転の車両。公共交通機関に使う想定で開発され、6つの強力なセンサーや13のカメラで周囲をとらえます。申請が認められれば、来年からドイツの公道を走らせる計画が進んでいるということです。

一方、家電の分野を見ると巨大な曲線型ディスプレイで注目されていたのが、韓国のLG電子。最新のテレビには、こんな秘密が。

記者
「いまこちらのテレビに映っている映像と音声はワイヤレスで、あちらのチューナーから送られています。ということで後ろに回ってみますと、テレビとアンテナをつなぐケーブルがなくかなり、スッキリとしています」

最長で9メートル離れたところからも接続可能で、近くに電源さえあれば好きなところにテレビを設置できることになります。

LG電子担当者
「家のデザインがグッとよくなりますよ。ゲーム機なども接続して使えます」

業界の垣根を超えて最新の技術が集結するCES。ことしは去年の倍以上となる10万人の来場を見込んでいます。

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