ヘルシンキに向けて飛行中のアメリカ大統領専用機エアフォースワンが、テロリストの地対空ミサイル攻撃を浴び、フィンランド北部の人里離れた山岳地帯に墜落した。緊急脱出ポッドに避難したウィリアム・アラン・ムーア大統領は、森の奥深くに着地して一命を取り留めるが、ポッドの位置を見失ったワシントンD.C.の国防総省は救助隊を送りこむことができない。山に身を潜めていた武装テログループは、すかさず孤立無援の大統領を捕獲しようと”地上最大の狩り”を開始。もはや絶体絶命と思われた大統領に救いの手を差しのべたのは、ひとりぼっちで大人になるための通過儀礼のシカ狩りを行っていた地元の13歳の少年オスカリだった・・・・・・。