映画『ダークナイト』IMAX&4Dで公開!『テネット』プロローグも再上映



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 「ダークナイト」シリーズ、『インセプション』、『インターステラー』、『ダンケルク』と、斬新なアイデアや驚異的ビジュアルと圧倒的なリアリティで、常に観客のド肝を抜く映画を放ち続けているクリストファー・ノーラン監督の大ヒット作『ダークナイト』IMAX&4D版が、7月10日から劇場で上映されることになった。4D上映は今回が初。さらにIMAX版の本編前には、2019年末に大きな話題となった約6分間の『TENET テネット』プロローグが再び上映される予定だ。

 『ダークナイト』は、2008年公開当時米興行収入歴代2位を記録。世界で10億ドルを稼ぐ大ヒットを遂げただけでなく、第81回アカデミー賞において8部門(助演男優賞、撮影賞、美術賞、メイクアップ賞、視覚効果賞、音響編集賞、編集賞)にノミネートされ、2部門(助演男優賞、音響編集賞)を受賞したものの、作品賞にノミネートされなかったことが大きな議論になり、翌年のアカデミー賞から作品賞候補作が5本から10本に変更になるなど、コミック原作映画の歴史を塗り替えた伝説的作品として知られる。

 そして言うまでもなく観客を魅了したのは、映画史上の頂点とも言える<悪のカリスマ>ジョーカーを演じたヒース・レジャーの存在。2019年の映画界を席巻し、アカデミー賞主演男優賞を受賞したホアキン・フェニックス演じる『ジョーカー』が記憶に新しいが、『ダークナイト』でヒース・レジャー演じるジョーカーの行動は残虐にして、予測不可能。世界のつまらなさや平凡さを自らの犯罪でぶち壊し、ただ世界が燃えるのを見て楽しんでいるばかり…。彼にとっては、この世界自体、巨大なジョークに過ぎない。シリーズ最凶・最悪の敵に、闇の騎士ダークナイトはどう立ち向かうのか?

 約26分間のIMAXカメラ撮影パートは、全編で6シークエンス。冒頭からド迫力のスケールとバイオレンスで展開されるジョーカーの銀行襲撃シーンを含む4シークエンスはジョーカーの描写に割いている。公開当時、IMAXカメラは世界でたった4台のみ。その貴重な1台で撮影されたジョーカーとSWATの追跡シーンで、リアリティを追求するあまりIMAXカメラを破壊した逸話はファンの中でも有名だ。

 今回は従来のIMAXデジタル上映に加え、レーザー対応劇場では高解像度映像で上映、さらにIMAXレーザー/GTテクノロジー対応劇場ではIMAXカメラ撮影パートが最大1.43:1の画角にまで拡張、究極の映像体験を実現させる。

 『ダークナイト』IMAX版の本編前には、70ミリのIMAXカメラも用いられ、世界7ヶ国で撮影されたノーラン監督最新作『TENET テネット』(9月18日公開予定)約6分間のプロローグを上映。

 いまだ謎のベールに包まれたままの本作が描くのは、未来で起きた第三次世界大戦を防ぐために、突然ミッションを与えられた一人の名もなき男の物語。

 人類を救うためには、「時間から脱出」すること。そして、そのすべての手がかりとなるのは“TENET”——観るものの概念と価値観を180度覆す、ノーランが仕掛ける未知なる映像体験とは!? 主演に、『ブラック・クランズマン』で映画単独初主演を果たしたジョン・デイビィッド・ワシントンを迎え、共演に、新バットマンに決定したロバート・パティンソン(『トワイライト』シリーズ)、エリザベス・デビッキ(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』)、そして『ダンケルク』に続いての出演となる、マイケル・ケイン、ケネス・ブラナーら実力派が名を連ねる。

 誰もが身近に感じる「時間」を用いて、現実と虚構、タイムサスペンス、そして、想像を超える究極の映像体験を描いてきたノーラン監督。果たして、“TENET”の本当の意味とは一体何なのか。すでに世界中でさまざまな憶測をよんでいる中、全ての謎が明らかになる、未知なる劇場体験までもうすぐだ。

■公開予定の上映劇場一覧
https://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=TheDarkKnight

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